2014年2月28日金曜日

Nexus7(2012)が充電できない5

リチウムポリマー(リポ)バッテリーの充電

データーのバックアップと工場出荷状態へ戻すため、リポバッテリーを取り出して充電した。警告:リチウム電池の充電は、規格を守らないと大事故になるので、勧めない。
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp-kouhouka/pdf/250523.pdf
youtubeで発火、爆発動画が多数見つかる。

Webでリポを復活する幾つかの試みを見つけた。(1)新品に近い電池を過放電したため、電圧が下がりすぎ充電できない場合。膨らみなどの異常に注意しながら短時間(例えば10秒)充電し、充電器が電池を認識するまで少しずつ充電する。4.2V安定化電源で1C以下で充電する人もいた。(2)安全装置が働き、電圧 0Vとなった場合。機種依存だが+端子とT端子を短絡するとか、充電するとかあった。今回は当てはまらない。(3) 古い電池を4.2V安定化電源で充電した場合。容量が下がっていて、短時間で充電完了した。放電できた電気量は数分の一だった。

http://www.ep-plane.com/liposafety/LipoManual.htmlにあるように、リチウム電池は1C以下の電流で、4.2V以下の電圧で、バッテリー総容量以下の積算電流量、この3つを守って充電しないといけない。まず最も簡単な(1)をやった。単1乾電池で1.5+1.5+1.5=4.5Vを作り、電圧を測りながら短時間充電する。エナメル線などで0.1ohm程度の抵抗を入れ、最大電流を制御する。

充電前リチウム電池の電圧は3.53V、単1乾電池3本直列の電圧は4.7V程度だった。Nexus7のバッテリー(C11-ME370T, 3.7V, 4325mAh)では4.325Aまで、普通その半分の2.1Aまでの電流で充電する。電位差4.7-3.55Vでそれに収まるよう、細いエナメル線で配線した。0.7ohm程度の抵抗になった。

バッテリーの極性を間違えないよう、電圧を測りつつ、20秒ずつ充電した。発火事故を考え、バッテリーを大きな空き缶に入れて行った。1分毎に電圧を測り、3.64Vまで充電した。

バッテリーをNexus7に差し電源ボタンを長押しすると起動した。バッテリー残量は2%と表示されたが、バッテリーアイコンは表示されなかった。そのまま一晩放置したが、この試みではNexus7はバッテリーを充電してくれなかった。

0 件のコメント:

コメントを投稿