2014年3月22日土曜日

windows media player 12でストリーミング再生できない

我が家では、windows media player 12を使い、パソコン上の画像、音楽、動画を、テレビなどにストリーミング配信していた。ある時から、パソコンのフォルダやmedia playerのライブラリにある動画などが、他の機器から見えなくなった。他の機器では「このリモートライブラリにはファイルが見つかりませんでした」などと表示されるのみだ。

http://allabout.co.jp/gm/gc/47235/に従い、media playerを再設定したがだめだった。共有の設定をいろいろ変えたがだめだった。結局、http://support.microsoft.com/fixit/jaに従い、windows media player 12の設定を初期化した。その結果、media playerのライブラリカタログなどが壊れていることが分かり、それは自動で修復された。半日放置したら、他の機器から見え、再生できるようになった。

2014年3月21日金曜日

PCG-C1MR/BPにWindows 2000をインストールする

Sonyの古いノートパソコン PCG-C1MR/BPにWindows 2000をインストールした。ジャンク品として手に入れたものだが、OSは壊れており、付属品が何もないので、余っているWindows XPをインストールした。CPUがTransmeta CrusoeでXPの動作がとても遅いので、Win2Kなら少しは改善されるか、というのが動機だ。現状では満足できるdisplay driverやaudio driverを見つけていない。
PCg-C1MRはusb boot不可能で、外付けfloopyやCD-driveが手元に無い。手持ちのデスクトップパソコンを使い、Windowsを何種類かの方法でインストールした。

(1) だいぶ前にXPをインストールした方法。HDDを取り出し、別のパソコンにIDE接続し、Windows 98をインストールした。その後ネットワーク越しにWindows XPをインストールした。Windows 98は違う機種でも動作するようだ。

(2) Windows 2000 install diskをHDDにコピーし、http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/122spappliedcd/122spappliedcd_02.htmlに従い、sp4をあてた。HDDを取り出し、別のパソコン(Windows 7)にUSB接続し、HDDの領域を縮小し、Windows 2000をインストールするパーティションを作った。http://c.webry.info/at/enb84689/pc/commentlist.htm?circleID=97e6220361&categoryID=2&topicID=6の手順を行った。ただ手順4の
WINNT32 /syspart:F: /tempdrive:F: /noreboot (Enter)
を行うと、「コンピュータ上のWindowsのバージョンがCD上のバージョンより新しいため、セットアップを続行することができません。」とでる。そこで、http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/850627.htmlの手順を行った。
またWindows 2000がインストールしたntldrは、Windows XPを起動できないので、XPをインストールしてあるC:のファイルをバックアップした。HDDをPCG-C1MRに入れて電源を入れると、setupが続行でき、Windows 2000がインストールできた。ただこの状態では、boot menuにあるWindows XPを選んでも起動できない。
そこでバックアップしたntldr, ntdetect.com, bootfont.binを書き戻し、電源を入れた。すると「NTLDR is compressed」となる。これはC:がファイル圧縮をしていたためだろうから、3つのファイルをcompact /uで圧縮解除した(http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/NT/WinKeyWord/20040805/1/compact.shtml)。するとWindows 2000もXPもブートできた。
次にWindows 2000のディスプレードライバを探した。http://www.ujp.jp/modules/d3blog/details.php?bid=206にあるOmega Driverを使ったが、1280*600という画面解像度がないため、現在800*600で使っている。
その他のdriverはhttp://vcl.vaio.sony.co.jp/products/win2000/productsのdriverをいろいろ試したが、動作しなかった。

(3) WindowSetupFromUSBを使い、USB接続したHDDを起動ディスクにした。HDDをPCG-C1MRに入れて電源を入れたが、setupできなかった。http://uiuicy.cs.land.to/bootcd/bootcd12.htmlにあるように、インストールはboot loaderがI386\setupldr.binを実行して行われるので、別にC:にgrub4dosを入れ、それからsetupldr.binを実行したがだめそうだ。

2014年3月1日土曜日

Nexus7(2012)が充電できない9

原因と修理
Nexus7の充電ができない原因を見つけ、修理した。

工場出荷状態に初期化し付属充電器に繋いだが、変化はなかった。 そこでデジカメ充電器でバッテリーを満充電し、電圧4.2Vで停止するか調べる事にした。長い待ち時間の間にmicroUSBの各端子が、フレキケーブルで主基板のどこと繋がっているか、テスターで調べた。するとVbusがどこにも接続されていない事が分かった。また、microUSBの載った基板に、フレキケーブルのコネクタがあるが、その端子はどれも、Vbusと接続されていないようだ。これはおかしい。ルーペで拡大したが、Vbusハンダ付け部分やコネクタにつながるパターンは正常に見える。Vbusハンダ付け部分をテスターのピンで押さえて、コネクタとの抵抗を測ると、抵抗が変化した。

そこでまずハンダ付け不良を疑い、付け直した。ピッチがとても狭いので、こて先を尖らせてやった。だが抵抗は下がらなかった。次にパターン切れを疑い、細いエナメル線でVbus足とコネクタ足を配線した。これもとても難しい作業だったが、抵抗はゼロになった。

早速Nexusを組みなおして起動した。バッテリーは満充電され100%になっていた。付属USBケーブルと付属充電器に繋ぐと、バッテリー表示がnot connectedからfullに変わった。しばらく放置するとバッテリーが消費され、充電を始めた。ついに直った。

原因が分かると、半年前からたまに出た不具合が良く理解できる。充電できなくなった時、ケーブルを変えると充電できたのは、力のかかり方が変わって、切れかかったパターンが接触したのだろう。Vbusのハンダ付け部分ではパターンはとても細く、ここに1A以上の電流が流れ、力も加わるため断線したのだろう。

これは設計ミスではなかろうか。

Web上では充電できなくなったNexusを復活させる「儀式」が報告されている。また不調になったNexusは、(私の場合と同様)、USBケーブルや充電器を変えると直る、という気まぐれを見せている。
http://d.hatena.ne.jp/tak_yah/20121106
http://fil-affiload.net/diary/nexus131214/
http://gajetto.blog.jp/archives/34189012.html
これは、切れかかったパターンが時々接触するため、と理解できる。この部品だけ購入できるれば、この故障は簡単に直るはずだ。部品は数百円だろう。原因発見と修理にとても時間がかかったが、使ったのは細いエナメル線5mmだけだった。

もう少し簡単な方法には、本体側面端子から充電する方法がある。
http://total-idea-plan.com/blog/9980
http://www.android-hilfe.de/zubehoer-fuer-google-nexus-7-2012/376729-inside-nexus7-dock.html

これでNexus7について忘れる事が出来る。修理記録を終わる。